Dec 28, 2017
2017年も終わりに近付いています。
皆様それぞれどのような締め括りをお過ごしでしょうか。
今年もアビターレをご愛顧いただきまして、
誠に有難うございました。
アビターレは今年最後のお客様宅訪問で締め括りたいと思います。
今回のお客様は、ご家族で年に一度はご旅行をされる程、
ハワイ好きなお宅訪問です。
お宅全体のインテリアがご家族のまとまり感といいますか
団結力が感じられ、尚且つご家族一人一人の感性も生かされていて素敵なのです。
ご家族のお写真はありませんが、インテリアが家族の肖像にも見えてくる
そんなお宅です。数日前のクリスマスの朝、温かく迎えてくれました。
【エントランス】
玄関のドアを開けると目の前にサイドテーブル・絵画とクリスマスディスプレイ。
ご家族の象徴が感じられます。
インテリアのカラーのテーマは白・ヴェンゲを基調としたスタイリッシュなイメージ。
内装建具と家具の統一感を大事にしました。
額装されていたのはシャトームートンロスチャイルドのアートラベル。
年号にもこだわり集められたいくつかの作品には説得力があり、
家族の歴史を物語っているかのようです。
ワイン好きなご夫婦が想像できますね。
リビングダイニングにつながる廊下の正面には、
また素敵な絵画が・・・。
ロバート・ハインデルのバレリーナ。
しなやかで繊細で美しく、そして精神力まで伝わってきそうです。
3歳から始めたバレーを今現在も続けている奥様のイメージ像です。
実は遡る4年前、お客様のマンションをご購入時の心配が2点ありました。
一つはリビングルームとダイニングルームを境にそびえ立つこの壁。
折角のお部屋を二分化することを懸念されていました。
ですが、結果的にこの壁がシンボル的な立派な壁になったのです。
この話の続きは後ほど。
【書斎】
右空間はダイニングルーム、左空間はリビングルームとご理解いただけたと思います。
裏の壁はどうなっているか気になりませんか。
素敵なクリスマスツリーの前に白塗装の壁面家具が・・・。
そうです。こちらのスペースに書斎コーナーとして、
リブレリア(壁面収納家具)を提案させて頂きました。
へこみの壁の奥行きを有効利用しピッタリにお作りしました。
色を白とライトグレーの2色仕様、そしてスワロフスキーの取手をポイントにしました。
デスク上にはリヤドロの人形と奥様お手製のビーズの額(左)。
右側の作品は上のお嬢様が学校の自由研究で製作。
個性が光った素敵な作品でした。
親子二代のバレリーナ。思わず想像してしまいます。
【子供部屋】
ここでせっかくですので少し視点を変えて、
お二人のお嬢様のお部屋をご紹介します。
アビターレではお役に立てませんでしたが、
ここまでリフォームできるのかというぐらい興味津々で勉強させていただきました。
上のお嬢様はバレーから今は部活でダンス。
下のお嬢様はフットサルに熱中しています。
そんな個性のあるお部屋を拝見させていただきました。
子供部屋はどちらもカリフォルニアテイストのインテリア。
ご本人がご自分で選んだこだわりが伝わってきます。
【子供部屋:A】
フットサルが大好きだというお嬢様。ご主人様がよく応援に行かれるそう。
ショールームにも試合のユニフォームでボールを抱え御来店いただき、
将来のなでしこジャパンに!というオーラを持っていた雰囲気が懐かしいです。
内装の壁・床・天井と絶妙な組み合わせでカッコいい空間でした。
この作品は小学生の頃描いたもの!アート的なセンスもお持ちです。
【子供部屋:2】
今は高校生でダンスを頑張っているお嬢様。
ちょうど取材にお邪魔した時も元気に挨拶してくれました。
高校生らしく海外の雑誌の切り抜きやオシャレにご興味があるご様子。
インテリアの色使いがお上手でした。
【主寝室】
アビターレで人気のあるサンドブラスト仕上げの茶の2色仕様のベッドとナイトテーブル。
壁には7段チェストを。ご夫婦それぞれお好みの取手で仲良く並べています。
ここにもムートンロスチャイルドのワインラベルの額が。
ご家族の記念すべき年号を集めてらっしゃるお姿を想像すると
幸せな気持ちをいただきます。
それぞれのお部屋をご紹介した後は、
またメインのリビングダイニングルームに戻ります。
【リビングルーム】
お客様が一番ご満足いただけている家具は・・・という問に、
御夫婦とも迷わずリビングボードのリブレリア(壁面収納家具)とお答えいただきました。
私達も現調から始まり、いろいろ勉強をさせていただき、
有意義な仕事ができたと思っております。
ご心配の2つめの事。
現調に訪れた時の懐かしい写真。
マンションの最上階ともあり、壁や躯体が変形であり、
壁面をどのように工夫するかは課題が多かった空間でした。
テレビ台や収納、またソファーの配置等完成形を想像しながら、
お客様もご一緒に楽しんで選んでいただけたと思います。
左の非常扉はあまり出入りはしないが、採光を利用したかったので、
飾り棚として考えました。いかにもドアがあるとわかるのは美的にどうかと思い、
額縁風の飾り棚にしたことでうまくいったような気が致します。
インテリアテイストのテーマは、ハワイ。
あまり元気になりすぎず、素材感を生かしつつ、爽やかさやある程度の重厚感。
それとご夫婦のお好みや価値観が似てらっしゃったセンスの良さも加わり、
アビターレならではのコーディネイトが実現できました。
ご夫婦で小物のディスプレイも楽しまれているようです。
【ダイニングルーム】
スペース的にあまり長いダイニングテーブルは配置できないため、
伸長式のテーブルを選んでいただけました。
こちらのスペースにも
ロバート・ハインデルの作品とワインラベルの額。
好きなものに囲まれている雰囲気が伝わってまいりました。
【ルーフバルコニー】
そして、こちらのマンションを決めた最大の理由。
それがこの窓から見えるルーフバルコニー。
なんとLDルームと同じ広さがあるのです。
お客様ご家族のお人柄もあり、いつもワイワイ楽しい仲間たちとの
お時間を大事にされているように思えます。
アメリカから買ってきた本格的バーベキューセットやバルコニー家具。
周りに何もなく空が近くて思わず大の字で寝転びたくなる開放感。
ご家族の歴史を大事に歩まれていることが伝わってくるワイン。
お嬢様お二人のお生まれの年のワインです。
成人になった時の御祝として・・・と仲良くお話されるご夫婦。
今回はクリスマス当日の朝に取材のお時間をいただきまして、
誠に有難うございました。
納品後、3年以上時が経った現在のお宅を拝見でき、
お喜びのお声を頂いたことを嬉しく思い、
また今後もそういったお声を聞けるお店でありたいと努力してまいります。
心より感謝致します。
今年もいろいろと御世話になりまして有難うございました。
皆様にとって素敵な年になりますよう願っております。
来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
良いお年をお迎え下さいませ。
アビターレスタッフ一同