Jun 23, 2016
ABITARE x 出久根ちせ 展 『花の音色 Fiore Fiorito』 開催中です。
オープニングから10日あまり、アビターレでは多くの方に御来店頂き、
家具と作品のコラボレーションをお楽しみ頂いています。
出久根さんがイタリア・フィレンツェに留学されていた時のご友人からは
「アビターレはなんだか懐かしい感じがする」
との嬉しい感想を頂きました。
マルケッティの家具は、無垢材の温かみを生かした
おおらかな家具です。
デザインも、モダンながらクラシカルな要素があるので
そう感じられたのかもしれませんね。
出久根さんの作品は大変ご好評で、ご売約頂きスタッフ一同嬉しく思います。
それぞれのお客様がその方にあった作品を選ばれているようです。
出久根さんご本人がその思いをブログに寄せています。どうぞご一読ください。
http://dekune.blog.fc2.com/blog-entry-35.html
以下、今回展示している作品を一部ご紹介致します。
Photo by Nanba Junko
『香雪蘭 Fressia』
イタリアの真珠の母貝をあしらった額に額装されています。
作品の額装は、その作品はもちろんインテリア空間を意識して選ばれたということです。
Photo by Nanba Junko
『木蓮 Magnolia.P』
力強い木蓮の花のコラージュ。
イタリアらしいクラシカルなデザインの額縁が壁面ともぴったりです。
この額はフィレンツェで額縁制作を習得されたKANESEIさんの作品のひとつです。
一般に絵画作品の展示会というと、ギャラリーなど白い壁の何もない空間に
展示されることが多いのですが、今回はアビターレとのコラボレーションなので
作品は家具やオブジェとトータルにコーディネイトされています。
前回のブログでご紹介したリブレリアとセンターテーブルD160のコーナーは
このように変わりました。
そしてこのリブレリアに展示したのは、フリージアとトルコ桔梗の作品。
壁面のグレーに合わせて、額とマットの配色が美しく作品を引き立てています。
また、マルケッティのキャビネット 『D86』 と 作品 『泰山木 Magnolia.G』。
キャビネットの印象的な象嵌細工の扉と、作品が合わないのではないかと
心配されたのですが、実際にはこちらののコーナーとイメージもぴったり合い、
お互いがお互いをひきたて合うシーンができました。
ABITARE x 出久根 ちせ 展 は7月18日(月)までです。
ぜひ作品と家具のコラボレーションをご覧ください。
作家在店日は毎週水曜、7月2日(土)の14時~18時。
次回のブログでは、『花の音色』にちなんで
花モチーフの家具を御紹介したいと思います。
Photo by Nanba Junko