木の温もりのある家

 

花の季節もいつしか過ぎて、葉桜が大きく風になびき、

とても気持ちのいい季節となってまいりました。

皆様お元気でお過ごしでしょうか?

今回は、建築資材にこだわりをもつ家に住み、

季節感をとても大事にされているお客様のお宅にお邪魔いたしました。

 

 

 

イタリア砂岩の大きさや色に目を奪われる素敵な外観です。

 

訪問した日取りがちょうどひな祭りの前でした。

あいにくの曇り空でしたが、

猫のポムちゃんと春の小物のディスプレイがお客様と一緒にお出迎えしてくださり、

あたたかくほっこりとした気持ちになったのを思い出します。

 

 

 

 

また、それぞれの空間にアビターレ家具のさまざまな表情が

いかされているのも見所です。

違った仕上げの家具をどのようにあわせているかもご参考ください。

 

 

 

 

 

 

 

では、玄関ホールからお邪魔しましょう。

木のいい香りに包まれながら、ひときわ目につく照明。

 

 

   

 

フランス製シャンデリアは遊び心のあるデザイン。

円形照明はイギリス製。

インテリア好きな奥様が探し求めて手に入れられたそうです。

 

ダイニングルームの扉を開けますと、木の温もりが伝わってきます。

アビターレの家具もそうですが、思わず手で木の質感を確かめたくなる一瞬です。

アビターレを中心とする無垢材の家具、

そして贅沢な天井・床・建具の無垢材との相性がぴったり。

 

天井高280cmというサイズも空間を開放的に見せてくれています。

 

 

 

 

リビング側から見たダイニングルーム。

マルケッティ定番のウォールナット材ダイニングセットと和家具を合わせています。

このお部屋は茶塗装でまとまっています。

 

 

ダイニングルーム脇のコンソールコーナー。

季節感を大事にされているお客様は、四季折々のディスプレイを楽しんでいらっしゃいます。

 

 

 

ちょうどおひな祭りの時期ということもあり、

京都南禅寺にある器屋さん(あ花音:あかね)から取寄せた貝開きをディスプレイ。

 

 

ガラスキャビネット横の家具の上にも楽しめるシーンが。

 

    

 

 

 

これは「君子之風」という題目の作品集。

12枚の季節に応じた見開きの日本画でご主人様代々のお宝です。

あまりにも素敵でしたので、もう一枚。

 

次は、リビングルーム・キッチンへ。

 

右手にリブレリアのリビングボード、

奥のキッチンにもリブレリアで製作したカウンターテーブルがちらり。

またまた手前にアビターレ最近ブームのカボチャスツールが。(ショールーム展示あります。)

白い革のソファーには奥様コレクションのクッションがずらりと並び、

アビターレの家具リビングボードは白・オイル仕上げで揃えてくださいました。

 

 

 

 

リビング、ダイニングルームやリブレリアの中に、

水野富美夫さん(エチオピア在住でだった方で没6年)作の

女性画やヨーロッパ絵画が飾られています。

 

 

このリブレリアは、ご主人様がショールーム展示のデザインを壁面やテレビの大きさを考慮し

プランしたものです。二色使いと動きのあるデザインが特徴的です。

もともと建築関係のお仕事のご主人様は、図面もお手の物で、

私達がアドバイスするまもなく完成いたしました。

壁面収納家具リブレリアは、お客様ご自身も一緒にお考えいただけ、理想の完成にむけて

作り上げる楽しみもある家具です。無垢材で1cm単位でつくれるセミオーダーの魅力ですね。

 

ご結婚後1年目にこだわりのあるリフォームが見事完成。

インテリアを模索中の御夫婦は、インテリアショップガイドの記事を見て御来店いただきました。

これが、アビターレとの出会いの始まりです。

2009年秋に御来店いただき、あれから2年月日が経ちました。

つい最近も昨年末、バスルームにチェストを納品させていただき、

じっくり時間をかけ家具をお選びいただいています。

アビターレは、お客様と一緒に時を過ごさせていただいていると思うと幸せな気持ちになります。

こちらの御夫婦はご主人様はハード面、奥様はソフトな部分という役割分担をされ、

お二人の魅力がお部屋の随所に感じられます。

 

次に、リブレリアに飾られている小物をご紹介します。

 

     

 

  

 

思い出のつまったお気に入りの小物。

備前焼・エジプト製の蛇口・バビロニア古代のアンティーク・リヤドロなどなど。

さまざまな国の小物が、その人の感性で素敵にまとまるんですね。 

 

リビングルームの扉を開けるとこの光景が。  

ポムちゃんも寛いでいます。どこにいるかわかりますか?

 

白を基調にした清潔感あふれるキッチンコーナー。

壁には風合いが素敵なイタリアンタイルを使っています。

なんと、リブレリアで製作したカウンターテーブル。(220x48cm)

アビターレのカウンターテーブルをご覧いただいて、

これまたご主人様がアイデアを出されました。

 

 

仕上げの色は、天板がOLIATO・本体はPG Sfumature Rosse。

リビングボードはGHIACCIOという発色のいい白塗装ですが、

この本体の色は少し赤みを残したベージュ色にしました。

キッチンなので温かい雰囲気が出て正解です。

 

 

キッチンカウンターにあわせたマルケッティ社製ハイスツール。

お二人暮しのお客様は、ここでお食事をすることも多いそうです。

夜はバーカウンターになることも。

 

 

 

このカウンターでお茶をいただきました。

あまりにも落ち着く空間なのでついつい長話を・・・。

 

  

キッチン横にあるバスルーム。

ここにもマルケッティのチェスト。

このチェストは奥行が36cmと浅いのも魅力。(TC194)

BLU CINA仕上げにブロンズのミニザクロの取っ手がアクセントになっています。

実は、この後ご紹介する寝室のチェストと同シリーズ。

仕上げと取っ手を変えるだけでオリジナルの家具に変身します。

 

 

 

浴室も覗かせてもらいました。

またこれが立派なつくりで特に壁が素敵でした。

 

 

続きまして、2階フロアーのお部屋をご紹介いたします。 

木をふんだんに使った階段。

 

              

 

そして主寝室。

マルケッティ二色使いのチェスト。陶器の取っ手で華やかに。

カーテンとベッドスプレッドの色をうまく合わせています。

 

 

ドレッサーとミラーのセット脇に奥行の浅いアンティーク家具。

取っ手が可愛らしかったです。

繊細で女性らしいディスプレイ。 

 

   

 

チェストとサイドテーブルを隣り合わせに。

こちらの壁面には茶アンティーク調塗装にしました。

浴室チェストと同シリーズ。こちらは、正統派デザインにしています。

 

 

 

夢のある小物に釘付けです。

 

和室も覗かせていただきました。

 

 
 

2階にあるインナーテラス。

日当たりのいい空間で書庫やお茶道具・お着物を入れた桐たんすなどを収納。

趣味の多さに感心させられます。

 

                                       

  

 

長時間の撮影にご協力いただき、

その合い間にアビターレのテーブルやカウンターで、

お食事やお茶をご馳走になりました。(ご主人がとてもお料理上手なのです。)

このように、アビターレの家具で家族の団欒をお楽しみいただけていると思うと、

温かい気持ちになります。

ご夫婦とポムちゃんが、ずっとアビターレの家具をご愛用いただけることを心より願っております。

どうも有難うございました。

  

  
 

 

 

 <アビターレ取り扱い商品>

*ダイニングルーム

マルケッティ社

 ダイニングテーブル FG225

 チェアー FG492(シートクッション含む)

 コンソール FG683

 

*リビングルーム

マルケッティ社 

 リブレリア PG700 リビングボード壁面収納 

イタリア他社

 アームチェアー 110P

 かぼちゃスツール MS.813−S

 

*キッチン

マルケッティ社

 リブレリア TC300 キッチンカウンター

 ハイスツール MM02

 

*バスルーム

マルケッティ社

 チェスト TC194/B

 

*主寝室

マルケッティ社

 チェスト TC053/B

 チェスト TC193/P

 サイドテーブル TC054/P

 コンソール MM591

 ミラー MM590/B

カーテン

 

その他小物など