Dec 25, 2011
2011年も残りわずかとなってまいりました。
もう年末なのかと時が過ぎる早さを実感している今日この頃です。
今年は、いろいろなお客様のインテリアをご紹介させていただきましたが、
これが最後のお客様宅訪問になります。
お客様に、アビターレの家具を素敵にご愛用いただき
心より感謝しております。
今回ブログにご協力くださったT様ご夫婦とアビターレの出会いは
ちょうど1年前の今頃になります。
ご主人様のお母様が以前アビターレに御来店いただき
そのご紹介がきっかけです。
お二人は二月に挙式を控えており、ご新居の準備のためアビターレに訪れました。
その時の印象は、ご新婚というよりもしばらく時をご一緒されたような
落ち着いた素敵なお二人だったことを覚えております。
クリスマスにご友人とご新居でパーティーをされるご希望があり、
私達はすぐご用意できる日本にある在庫の家具でご提案いたしました。
また、奥様のご準備された家具とのコーディネイトと
本住まい予定のご実家リフォーム計画を念頭に入れたプランの2点をポイントにしましたので、
やり甲斐があり楽しくお仕事をさせていただきました。
TVのあるくつろぎのリビングスペースには飾り棚のリブレリアを。
TC300シリーズはチェリー材を使用した赤味のあるエレガントなラインで
通常は重厚感の出る仕上げですが、明るめの床材や白いソファーに
キリムのラグを合わせる事でちょうど良いバランスが取れています。
こちらのカーペットは南青山にあるMuni Carpetsでご購入されたもの。
ブルーの配色がとても美しく、中国の伝統的な図柄が織り込まれています。
こちらのキリムは神宮前にあるグランピエでご購入されたもの。
ソファーがシンプルな生地ですので、個性的な模様が良く栄えます。
飾り棚の中にはご主人様のコレクションがずらり。
洋書は、趣味の域を超えた専門書。
フランスのデザイナー Christiane Billet の作品がメインを飾っています。
左から「蜘蛛のような人」、「雄鶏」、「水を飲む鳥」
ご主人様がパリのギャラリーで出会ったオブジェたちです。
なかなか日本には無いような素敵なものが多く、思わず見入ってしまいました。
奥様のお持ちのイメージはオフホワイト・ベージュでしたので清潔感のある生地を選び、
タッセルで少し色をつけ上品な感じにまとめました。
レースカーテンを閉めるとまた柔らかい雰囲気になります。
腰窓下にはAR.VE社コンソールを配置。奥様のディスプレイが季節感を出しており、
素敵でした。ローマンシェードもドレープカーテンと同じ生地です。
ここで一部をご紹介。
リヤドロ特有の優しい表情が可愛らしいです。
マイセンの2010年アニュアルプレート、「サマーナイト」。
過去に発表した作品の中で人気のあったものの復刻したもので、
こちらは「真夏の世の夢」の一場面。
お二人の好みが調和されたディスプレイで楽しませてもらいました。
リビングダイニングに入って右側には広々と使えるルーフバルコニーが。
「こちらのバルコニーがあったので、ここに決めたんです。」とご主人様。
暖かい時にはこちらでヨガをしたり、ご友人を招いてBBQパーティーも予定しているそうです。
確かに広々として、気持ちの良い空間!!!
次に主寝室をご案内します。
寝室はあまり家具を置かず、すっきりとまとめています。
こちらはシングルとセミダブルのサイズです。
今までのお客様宅訪問でご紹介しました一番人気のマルケッティ社FG126ベッドです。
全てのお部屋のカーテンやベッドリネンもアビターレでご提案いたしました。
カーテンと同様シンプルな雰囲気でベッドスプレッド・クッションをセレクト。
ゴールドやベージュなど何種類もの色が混ざっていますが、光が当たるとキラキラして
優しい光が照らします。
ベッドの反対側には丸テーブルとValeo社のアームチェアーが。
壁の額は窓からさしこむ光のようにもみえる写真。演出が素敵です。
寝室の窓から見える景色。
東京の真ん中とは思えないほど静かな空間でした。
お部屋の様々な場所にある写真は全てご主人様が撮影し、ご自身で現像されたもの。
とても素敵でした。
風景写真がほとんどでその多くがフランスで撮影されたものです。
お母様の影響で幼少時期からフランスに慣れ親しんでいらっしゃるので
年に2,3回訪れ、カメラを持って歩き回られるそうです。
こちらがご主人様のカメラ部屋。
ご主人様がカメラのお手入れをされるご様子が目に浮かびます。
廊下がキャラリースペースになっており、思わず目を奪われます。
左の写真:ご友人がお持ちの南仏ワイナリーChateau Calissannne の
中にあるオリーブ畑の1ショット。
右の写真:フランスリゾート地Biarritzの海と空。
緑がかったターコイズ色を中心に表現するため、全画面ピンボケで撮影。
ほとんどの写真はモノクロで光で遊ぶように撮ったりと、
こだわりのある撮影方法で表現されています。
この写真は、フランスAuvergne地方の景色。
約1m角の印画紙にプロと一緒に引き伸ばしされたそうです。
大きさもさることながら、とても美しい風景でお部屋に安らぎを与えてくれています。
家具を納品しましてから、約一年。
お部屋と家具が馴染んで住みやすい空間になっており、
私達も嬉しくなりました。
お二人は新婚旅行ももちろんフランスに行かれ、
現在奥様はフランス語を勉強中。
向上心のあるお二人は、これからもお互いにいい関係で
時を過ごされるんだろうなと羨ましくもあります。
ご主人様のご実家の改築も準備がすすんでおり、
建築・内装・インテリアすべてにこだわりが詰まった素敵な空間になると思います。
アビターレの家具も新居でご愛用頂けるということでしたので、
機会があれば是非ご紹介いたします。
お忙しい中お時間を頂きまして有難うございました。
( アビターレ取扱い商品 )
・リブレリア TC300-Abi224
・キャビネット TC039
・キャビネット D02
・ガラスキャビネット TC042
・ベッド FG126
・サイドテーブル TC054
・ワゴン FG41
・コンソール AR.20
・スツール MS.813-S
・アームチェアー Clara
・照明
・カーテン・ベッドスプレッド・クッションなど