蓼科の森と共に

夏らしく今回は避暑にお出かけの10年来のお客様の山荘のご紹介です。

暑さの続く東京を後に標高1600mの蓼科の森にあるM様山荘を訪ねました。

 

 

緑の森を吹き抜けてくる風は爽やか・・・・・心地よい匂いがします。

お玄関を入ると天窓からの光が明るいホールがあります。

 

 

美術関係のお仕事をなさっているM様の山荘には落ち着いた穏やかな時間の流れています。

センターテーブルをコンソールとしてその両脇にデザイン性のあるチェアーがあわせてあります。

 

 

横にはアンティックのベンチがありご家族が便利に使っておられます。

 

M様にはリフォームにあわせマルケッティ社のキッチンCHIARETTOシリーズをお選び頂きました。

 

 

無垢材のシンプルなキッチンは窓の外の緑と調和し山荘のイメージにピッタリです。

 

 

ご家族の笑顔の後ろに大きな窓・・・・・とても開放的なキッチンスペースです。

 

 

キッチンのL字に合わせ作られたカウンターです。

広いキッチンがずーっと見回せます。

 

 

真ん中に置いた小さなアイランド・・・・・天窓からは柔らかな光が差し込んできます。

 

 

キッチンを作られる時にトールキャビネットを入れるスペースも用意されました。

キッチンCHIARETTOシリーズの奥行きのあるキャビネットを使っています。

 

戦争中お母様が疎開されたこの蓼科でお生まれになられたM様・・・・・蓼科の森を心より愛されています。

その時のお家は次にご紹介するリビング・ダイニング部分です。

旧蓼科にあったそのお家を標高1600mのこの森に移され、10年毎に増築を重ねて今の山荘に造りあげられました。

 

 

ゆったりと寛げるリビングルームの壁面収納はリブレリアTC300で造らせて頂きました。

テレビを中心にシンメトリーにガラスキャビネットを配したシンプルなデザインです。 

 

 

 バレオ社のゆったりとしたソファーの前のセンターテーブルは

お玄関ホールでコンソールとして使われていたものと同じです。

 

 

2階を増築された時に一部を吹き抜けにされています。

リビング周りの天井近くにぐるっと本棚がつくられています。

 

 

お庭に来る野鳥や動物をご覧になるための双眼鏡が置いてあるワゴン・・・・・お部屋の

あちらこちらに山荘を楽しむためのグッズがおいてあります。

 

 

 吹き抜けをはさんで反対側は窓から涼しい風が入ってくるダイニングスペースです。

その風に誘われてお庭に出てみました。

 

 

増築を重ねもとの姿はもうわかりませんと奥様はお話されていました。

大好きな蓼科のこの山荘にM様は毎週末来られガーデニングをされています。

あちらこちらにあるネットは動物よけです。

これをしておかないとせっかく咲いたお花を鹿が食べてしまうそうです。

 

 

 お庭の真ん中にある壇香梅の木は春一番に可愛い小さな黄色い花を咲かせます。

その後ろはお子様用のトランポリン・・・・・森の中で楽しんでおられます。

 

 

 その先にあるのは緑豊かな森に包まれたゲストハウス・・・・・とても素敵なキャビンでした。

 

 

そしてゲストハウスのお玄関です。

 

蓼科の森と共に長い年月を重ねて成長してきた山荘。

その山荘をずっと大事に造り上げてこられたM様ご家族。

素敵な山荘造りに少しだけ参加させて頂けた事がとても誇らしく嬉しい時間でした。

これから森に溶け込んだ素敵な山荘がどのように変化を遂げてゆくのか楽しみです。

ご家族でゆっくりなさっておられる中、時間を割いて頂き誠に有難うございました。

 

( アビターレ取り扱い商品 )

 マルケッティ社

  キッチン一式  CHIIARETTOシリーズ

  リブレリア TC300

  センターテーブル FG720 (廃盤商品)

  ワゴン   FG42 (廃盤商品)   

 バレオ社

  ソファー   SILVIO205

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