Jan 30, 2011
皆様こんにちは。
今年の冬は例年に比べ降水量も少なく、なんとなく肌でも乾燥しているのを感じます。
家具も同じように乾燥しますので、アビターレの店内はこの時期、加湿器をフル稼働しています。
今回から少しずつ、アビターレの家具のお手入れやメンテナンスについて紹介していきます。
初回は普段のお手入れ方法についてです。
マルケッティ社の家具は木が呼吸でき、自然な色合いのラッカー塗装の仕上げとなっております。
ウレタン塗装と異なりますので、基本的には乾拭きをお薦めしています。
乾拭きで落ちない汚れの場合、固く絞った布で水拭きしてください。
色がくすんできたり今の時期のように乾燥しているような時には
マルケッティ社の家具をお買い上げ頂いた時にお渡ししているワックスをお使い下さい。
(2019年閉店のため現在取扱っておりません。)
ワックスを柔らかい布に適量取り(家具の大きさによります)、揉み込んだ後、家具に馴染ませます。
家具に塗った後、長時間おくと堅くなってしまいますので、
2〜3分後に乾拭きで表面がツルっとするまで磨いて下さい。
新品のように家具にツヤが出てきます。
お使いの際にはニオイがありますので、
換気をよくし、必要以上に付けすぎないことも重要です。
*乾燥しているダイニングテーブル(180×90)に小さじ1位の量でも十分です。
*夏は液状化し、冬は固体化しますが、品質に問題はございません。
*新しい仕上げのMaestraleにはこちらのワックスはご使用できません。
ガラスキャビネットなどのガラス面を拭く時には
市販のガラス専用洗剤を使用される方もいらっしゃると思います。
その場合、ガラス面に直に噴きかけますと、飛沫が木の部分に付着し、
これまた塗装が取れる可能性がございますので、布巾に洗剤を直接付けて
拭いて下さい。(その場合、ガラス面と木面と布巾を分けて下さい。)
ここで一つ注意して頂きたいのは、
研磨剤や洗剤のの含まれた布や激〇君などのものはお使いになると
塗装が落ちたり傷ついてしまうことがありますので、使用しないでください。
普段のお手入れをしていただくことで家具も永くお使いいただけます。
何かご不明な点などございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。
次回は家具に付いた傷の補修方法についてご紹介いたします。