【サイドテーブルTC016】マルケッティと北欧の融合スタイル…
今回のマッチングはシンプルエレガントなチェリー材のサイドテーブル。
すらりした脚には飾り彫りが施されて軽やかなイメージで
どこでお使いになっても機能的で絵になると定番人気のモデルです。

譲って下さった方は、アビターレショップオープン当時から御自宅をショールームのように
マルケッティ家具で揃えて下さったお客様です。
コーディネートはプロ並みの腕前で、インテリ専門誌の表紙に掲載された事もありました。
アビターレループのお客様が受け継いで喜んでくださるならというお気持ちで
お持ちの殆どの家具を私達に委ねて頂いた内の1点です。
受け継いで下さった方
アビターレショップ時代の新聞広告をきっかけにご来店下さり、15年ほど前から
マルケッティの家具を御愛用のお客様です。
家具や小物を一つ一つ熱心にお選び下さった姿が印象的で、ご友人方を御紹介下さって
楽しくご来店頂いたこともありました。
今回のマッチングを御紹介したいとお写真のお願いをしたところ、これまでご愛用の家具と共に
とても素敵なお住まいの写真を頂戴しましたので御紹介させて頂きます。
北欧輸入住宅
御自宅はスウェーデンの輸入住宅で内装には北欧らしいナチュラルな色味の木がふんだんに
使われています。テントのブルー、開口部が大きい窓、白いベランダが爽やかな印象です。
海外生活も長かったようで、様々な国の建築やインテリアを吸収され帰国後楽しんで建築された
御自宅への情熱を感じました。
インテリアデザイナーは入れず設計段階から奥様が積極的に関わられたそうです。

マッチングしたサイドテーブルは、日当たりの良い2階のリビングダイニングルームに。
小ぶりなラグと縦長の額をバランスよくディスプレイしていらっしゃいます。
ラグを敷くと家具が主役になって一段と引き立ってみえますね。
ダイニングルーム
照明は北欧スタイルの象徴ともいえるルイスポールセンのPH5、ダイニングチェアーは
デンマーク家具デザイナー、カイ・クリスチャンセンのもの(何度か生地の張替を楽しまれたようです)。
そしてイタリア・マルケッティ家具のダイニングテーブルとサイドテーブル。
奥様御自身の足でショップ巡りをし厳選された家具選び。北欧テイストとマルケッティ家具が
見事に融合した空間です。
どんなインテリアにもぴったりとあう、マルケッティの魅力を再認識。
納品事例でははじめてのテイストを御紹介できました。


別日に頂いたお写真です。来客時にはこのようにラグを敷いて普段とイメージを変えて。
青系の繊細な模様がエレガントで、あらたまったシーンにぴったりです。
家具にラグを合わせると途端にその場がメインの空間になりますね。
とてもラグの使い方がお上手ですね、とお話したところ、
ラグに目覚めたのはアビターレから…マルケッティやショップのディスプレイ、納品事例
ブログを参考にしました、との大変嬉しいお言葉でした。
リユース家具二点の宣伝御協力(笑)
御蔭様で二点の内の一点、サイドテーブルTC065が『受け継ぎたい方』へマッチング致しました。

実は、こちらと同じダイニングテーブルTC024は只今リユース家具準備中。
お客様にそれをお伝えしたところ貴重な『ご愛用者の声』を寄せて下さいました!
『日本の住宅でベストなサイズと思っていますので私も嬉しいです^^
現在、我が家も二人暮らしとなり普段は最小サイズで使っております。
人数に合わせ、片袖を出したり両袖を出したりと365日活躍中です。』
と、私達がお伝えしたい事そのまま代弁して下さいました。

さらにもう一点、お客様がダイニングで御愛用のサイドテーブル(トレー付き)TC065も
同じものが只今リユース家具をアップしたばかりです!


このサイドテーブルは、本体左右からガラス天板がテーブルとして
引き出せ、引出しもついてサービングの際にはとても便利にお使い頂けます。
お客様はコーヒーマシーンをセットして、引出しにはドリップ等を収納されています。

才色兼備でご友人方にも褒められて気に入っていますとの事。おもてなしにぴったりで、
とても素敵にお使い頂いています。
サービング以外にもアイディア次第で様々にご利用いただけそうな家具です。
さて、このように素敵にダイニングルームをお使いのお客様、他のお部屋も拝見したいと
好奇心が湧いてきます…。
リビングルーム
ダイニングルームとリビングルームは間に間仕切りのない横長の一続きのお部屋です。
大きめの窓が並び、明るく風が通る気持ちの良い空間なのが感じられます。
窓辺のグリーンが爽やかで窓の厚みを生かしたディスプレイも楽しいですね。


リビングダイニングルームの中央に間仕切りのように置かれたデスクはスウェーデンの
GORAN STRANDデスク。軽やかなモダンチェアーの合わせ方は絶妙です。
また窓と窓の間のスペースにぴったりにレイアウトされたマルケッティキャビネットTC001。
上に掛けた大ぶりな額絵もアビターレショップでお求め頂いた物です。懐かしく拝見しました。
手前、キリムのパフはアビターレショップ展示会でご覧いただいたアイデアを
その後インテリアに取り入れられたとの事。


ガラス素材やファブリックをバランスよくお使いになっていてイメージは軽やか。
お色も、茶や白のベーシックなものに差し色にしたクッションの黄色、植物の緑が
テントのブルーに映えて綺麗です。
御家族、ご友人が集まってくつろいで歓談される様子が目に浮かびます。
さて、リビングダイニングルームを後にして1階へ。

サイドテーブルの定位置はリビングダイニングルームの正面の壁ですが、
時には階段コーナーにレイアウトされることも。
ラグとの相乗効果でこのような素敵なシーンになりました。
ペルシャ絨毯は御主人様のお母様から受け継ぎ大事にされています。

木の温かみのある階段から日当たりの良い別のお部屋がチラリ。
階段を上り下りする度に癒されそうですね。
エントランスホール


階段を降りると玄関ホールです。
こちらではオーダーしたマルケッティの人気の7段チェストをレイアウト。
アンティーク調の白色、取手はずらりと並んだザクロの中に小鳥を一羽だけ遊び心で加えて。
熱心に選ばれていたお姿が思い出されます。
繊細な模様のラグは40年程前にネパールでお求めになったもの、ディスプレイしたお皿は
トルコのご友人からの贈り物だそうです。

要所要所のビューポイントに素敵なディスプレイ。
お招きしたお客様に好評です…とマルケッティ家具を褒めて下さいますが、
奥様のセンスがあってこそのインテリア。私達も脱帽でした!
北欧スタイルとイタリア・マルケッティ家具の素敵な融合…こんなコーディネートを実現して
くださったお客様に感謝致しております。
マルケッティ家具の魅力を200%引き出してくださいました。
家具の大移動をしラグを敷き直しして撮影に挑んで下さったホスピタリティたっぷりの奥様、
いつも多くの御友人達と笑顔が溢れる楽しいひと時をお過ごしになる御様子が想像でき幸せな気持ちになりました。