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2024-10-03

マッチング

【サイドテーブルTC097】
愛犬とバラと美しい暮らし

今回ご紹介するイタリア・マルケッティのサイドテーブルTC097は
偶然にも2000年にアビターレショップにて家具を御購入されたお客様同士のマッチング。
そして…受け継がれたお客様宅にてチェリー材同シリーズ家具が揃うことになり、
家具同士にとってはショールーム以来の20年ぶりの再会でもあります!

サイドテーブルTC097

サイドテーブルTC097は、取手や脚のデザインなどがエレガントなチェリー材のモデル。
譲って下さった方は、当時御新居用にとお母様とお嬢様で同シリーズのドレッサーチェスト
とセットでお求め下さいました。
長年の御愛用後…ドレッサーチェストのみを買取、マッチング報告をお喜びいただき、
有難いことに再びサイドテーブルをアビターレループに委ねてくださいました。

受け継いで下さった方

イングリッシュ・セターとバラをこよなく愛する方へのマッチングとなりました。
マルケッティ同シリーズのライティングデスクとリブレリアを長年御愛用のお客様です。
『アビターレの繊細で美しい造形、木の質感、品格と同時に粋さを醸し出す
独特の雰囲気に四半世紀魅せられてきました。』
との嬉しいメッセージを寄せて下さいました。

マッチングしたサイドテーブルは、
ゆったりとしたリビングダイニングルームの中央にあたる
廊下へのコーナーにレイアウトして下さいました。
大ぶりなライトとリヤドロのオブジェがバランスよくディスプレイされています。

『リビングにはアビターレのリブレリア、ダイニングにはライティングビューローが
インテリアの中心になっていましたが、ちょうどその真ん中にサイドテーブルを置かせていただき、
ちょうど二つを繋ぐ役割を果たしてくれました』
ともお話しくださいました。
人気のアイテムが綺麗な状態でお手にされたこともお喜びでした。
私達もマッチングの醍醐味を味わうことだができ幸せです。

納品事例(お客様宅訪問)

都心から郊外へ愛犬とローズガーデンの共存できる土地を見つけ移住されて12年、
お嬢様が卒業後インテリアデザイナーになり始めた頃に御家族で設計したこだわりのある建築。
無理をお願いし御写真を頂戴できました。
これまでの歴史を感じさせるような美しいお宅を御紹介させて頂きます。

そしてこちらはご子息様宅の一枚のお写真。
茶色塗装のマルケッティ家具だけではなく、イタリアらしいカラーバリエーションでコレクション。
ご子息様も情熱的な方で今も尚マルケッティ家具をリクエストしてらっしゃいます。
二世代でマルケッティファンでいてくださっています。

愛犬(イングリッシュ・セター)とローズガーデン

前のお写真に美しく映り込んでいるのは夏に迎えられたばかりのイングリッシュ・セターの
仔犬ちゃんです。
イングリッシュ・セターはこれで5代目、とおっしゃる奥様。
初代は保護犬(悲しいことに猟犬であるがゆえに保護犬の数が多いのだそうです)で、
その出会いからイングリッシュ・セターに魅せられ、現在は2匹とお暮らしです。
これまでの代々の愛犬と共に御写真に登場しています。

実は奥様はイングリッシュ・セターと同じくらい
長年バラを愛してお育てになっていらっしゃいます。

バラ栽培を始めたのはかれこれ20年以上前。
ご自宅マンションと別荘とそれぞれでバラをお育てになっていた10年間、
そしてその後、老後は四季の移り変わりの良い、広い土地、日当たりの良い土地に…と決意され、
12年前にこの地に移住されました。

お花盛りの頃のお庭のお写真を送って頂きました。
とても素敵なお庭ですので御紹介させて頂きます!

花盛りのお庭です。お広いお庭は邸宅のガーデン、といった方が良いのかもしれません。
ご自宅敷地面積は約500坪、ガーデンだけでも200坪あるとのこと。
驚きなのはその広さだけではありません。移住された時はガーデンではなく林ばかりだったそうです。
そこで、ご自宅建物のそばから少しずつ木を伐り、耕してガーデンを広げていったとのこと。
ガーデンの設計もデザイナーに依頼したのではなく、奥様ご自身のアイディアでされているそうなのです。

そして奥様と共にガーデンを支えていらっしゃるのが御主人様です。
基本的にガーデンの作業は御夫婦二人でなさっているそうです。どれだけ地道な作業、骨の折れる事も多々おありでしょう。
御主人様は奥様の事を『前世はイギリスのガーデナーだったのでは?』とおっしゃりながら
今日も一緒に汗を流していらっしゃるようです。

ダイニングスペース

ダイニングは、吹抜けとテラスに通じる大きな窓がある開放的な空間です。
いくつも設けられた窓からは周囲の青々とした緑の様子がうかがえ、まるで森の中の
ダイニングルームのよう。

ダイニングのメインの家具は、リブレリアと同時期にお求め下さった
チェリー材のライティングビューローです。
HPでサイドテーブルをご覧になって、同じシリーズと奥様はすぐお気づきになられたよう。
この巡り合わせをとても喜んで下さいました。

家具の上には楽しく小物をディスプレイ。全て奥様がお選びになった海外のものだとか。
食器等イギリスの小物もお好きです。

瑞々しいお花はお庭のダリアです。シックな色合い、大ぶりなお花が豪華ですね。
家具の納品記念日にお花をアレンジして下さったようです。

日々庭で摘んだお花たちをアレンジされ、バラの香りが漂ってきます。

リビングスペース

クラッシックながら温かなイメージのリビングです。
そしてソファー脇にシンメトリーにレイアウトされているのがリブレリアの本棚。
リビングのメインの家具として御愛用頂いています。

ラグやソファーはそれぞれ柄物を選ばれていますが統一感があり
照明や額絵、オブジェのディスプレイなどはまるで海外のインテリアのようです。
テレビの位置、造作の棚がとても工夫されていますね。
実は、こちらもお嬢様のアイディアだったそう。

ディスプレイされたお人形に「これは何かな?」
「あんまりいたずらしちゃいけないよ」とソファーの上で気持ちよさそうに
横になっているのは先輩犬。愛らしいお写真です。

美しい暮らし

ガーデンを眺めながらのティータイム。シーズンになるとご友人を招いてのオープン・ガーデン。
愛らしいワンちゃんたちのご友人も多く、日本各地からワンちゃんと一緒に
遊びにいらっしゃるのだそうです。
活動的なイングリッシュ・セター、実はドックランも敷地内にお持ちなので、
遊びに来るワンちゃんたちも大喜び間違いなしです。
美しいものがお好きという奥様の夢が実現された、とても素敵なお宅でした。

アビターレループのお客様もライフスタイルをお考えになる時期の方も多くなってきました。
様々なお客様と寄り添い、お譲りになる方・受け継がれる方・またインテリアに携わる
素敵なお暮しの御様子を皆様にお伝えしてくことができましたら幸いです。