【カッサパンカFG88】
WORLDWIDEなお暮らし方 …
今回ご紹介するイタリア・マルケッティ社カッサパンカFG88のマッチングは、
20年以上前にお部屋のインテリアをマルケッティ家具でお揃えいただき、
おそらく同世代で、また世界中でお仕事を活躍されていると共通点が多い ワールドワイドな
お客様同士でいらっしゃいました。
もしかしたらその当時アビターレショップでこのカッサパンカを前に両方のお客様が
お会いになっていたかもしれない…そんなご縁も感じます。
カッサパンカFG88。上部が蓋になった収納家具で、衣類や調度品をまとめて収納するために
使われていた歴史あるイタリアらしいウォールナット無垢材の家具です。
お譲り下さったお客様はご自宅と京都の別荘に家具をお揃え頂き
御引越後にベストな置き場所が見つからなかった為是非とのお声で、買取させて頂きました。
他の家具は今も尚大切に御愛用頂いております。
日々バイタリティーに世界中を飛び回ってお仕事をされている御姿は、
20年以上経っても御健在のお客様でした。
こちらが受け継いで下さったお客様宅です!
皆様、大きなお魚に驚かれたかもしれませんね。
こちらはカジキ、ブルーマーリンと呼ばれる種類だそうです。
なんと釣りがお好きなご主人様がメキシコで釣りあげたもの。全長3m、120㎏もあったそうで、
丸々とした体は見るからに重そうです。
記念に角の部分を生かしてフロリダで型を取り、はるばる日本へ船で運ばれてきました。
ご主人様のおしゃれな帽子かけになっているのがユニークです。
ワールドワイドなブルーマーリンの迫力にマルケッティの家具達が小さく見えますが、
アビターレで御購入いただいた家具達はスケールの大きいものばかり。
カッサパンカは壁の大きなお魚の下へ。
また、ダイニングテーブルに合わせたイタリアらしい赤色の革のアームチェアー
(マスケローニ社・AMERICA) は御主人様が一目で気に入って下さり今回お買上いただきました。
どれも迫力満点!
そして受け継いで下さったカッサバンカには、アビターレでお求めになった額絵や
クッション、オブジェ等を収納されるそうで、御用途としてぴったりです。
マルケッティファンの方ならお気づきと思いますが、ダイニングセット、コンソール、
ミラーも全てマルケッティの家具でお揃え頂いています。
ひときわ存在感があるダイニングテーブルFG578は天板の幾何学模様の象嵌細工が美しく、
アンティーク調の仕上げで人気のシリーズです。
幅160㎝、奥行120㎝のモデルで御夫婦は4:3の縦横比がお気に召してお選び下さいました。
お子様御家族やご友人方をお招きしてのパーティーも多い御夫婦なので、
たくさんのお料理を囲んでの会食に奥行きのあるテーブルが活躍します。
おもてなし上手で老若男女に愛される ワールドワイドなお人柄の御夫婦のイメージが
わかりますでしょうか。
そしてアームチェアーAMERICAは御主人様のマイチェアーとして。
一見外国の方のように体格が良いご主人様、お食事後もゆったりリラックスできる
チェアーをここ数年お探しでした。
AMERICAは座る方の体型に合わせて座面高さを変えられ、背もたれ・座面一体型の
ロッキング機能で姿勢をリラックスする事ができるので、ご主人様のご希望にぴったりでした。
ダイニングテーブルとのバランスも美しく
(実はアビターレショールームでも同様のコーディネートを提案していました)
しかもリビングのペルシャ絨毯と色の繋がりも出て、コーディネートはぴったり。
何よりご主人様が早速お掛けになっている姿を拝見出来て嬉しかったです。
ここで宣伝させていただきますが、イタリア・マスケローニ社のAMERICAは現在
在庫が4脚ございますのでショールームで展示していたようにダイニングテーブルを囲むことができます。
この機会にぜひ御検討下さい。
マルケッティワールドの続きです。
こちらのお客様はマルケッティの魅力を代表する家具でお揃え頂いていました。
ダイニングテーブルに合わせてコンソールと手彫りの装飾が豪華なミラーのコーナー。
コンソールは両脇がバタフライで最長190㎝にもなります。
ミラーは2点をシンメトリーにレイアウトして、お花やディスプレイが楽しめるポイントの場所です。
奥様より秋のお写真を頂きました。秋色のお花のしっとりとした雰囲気と
マルケッティの家具でシックなイメージです。
奥様は折々にお花やディスプレイを楽しんでいらっしゃって、私共が伺った際には、
春の訪れを感じる黄色いお花がディスプレイされていました。
合わせた小物もどこかくすりとしてしまう遊び心があり、
奥様の明るくチャーミングなお人柄が表れているよう。
奥様は一年のほとんどを海外でのお仕事で飛び回っている御主人長期出張の間、
子育て、ご両親の介護等を経験され…今ようやくお二人だけのお時間を楽しんでいらっしゃるようでした。
さてお部屋に戻りましょう。
リビングコーナーでお使いになっているのは、イタリア・ヴァレオ社のアームチェアー・アンナと
イタリア・バクスター社のソファー、アルフレッド。
そして壁のあちらこちらにお仕事で世界中をまわられた御主人様からのお土産の数々がディスプレイされています。
ブラジルの木彫りのアルマジロ、アルゼンチンのお魚、アラスカのワシのオブジェ…と一つずつご説明頂きました。
中でもユニークだったのはこちらのカナダで見つけた目覚まし時計。
時間になるとリールをギリギリと巻く音と共に、大きな声で『Hurry up!早く釣り上げろ!』
と叫ぶのです。釣り好きの御主人様らしい楽しい時計です。
さてアルフレッドは、牡牛の革を使用した100年は持つといわれているアビターレショップで
一番人気だったソファーです。イタリア・オリジナルサイズで幅240㎝もあります。
搬入の関係で断念され幅200㎝のモデルにされた方も。実はこの重厚なソファー、
窓から人力で吊り上げて搬入させて頂いた私達にとっても思い出深いソファーです。
御主人様がお掛けになっても絵になりますが、奥様が横になっても余裕の広さ。
お写真からは伝わりにくいのですが、アームチェアー・アンナと共に、このような
大ぶりな家具をバランスよくレイアウトされています。
アームチェアーの大きなクマのぬいぐるみは、奥様のお母様がお嬢様にプレゼントされたものだそうです。
まるで人間のような存在感。
ワールドワイドなご主人様のスケール感の大きな世界観と通じるようなインテリアです。
そしてご主人様のお仕事が一段落された一昨年、昨年とお住まいになりながらリフォームをなさったとの事。
まさに大事業だった事とお察しします。
奥様こだわりの水廻りはショールームのようで、機能性もよく毎日が心地よくお暮らしのご様子。
建具も白にこだわられたエントランス部分は、以前より明るく広くなられたとの事。
私も20年前の当時をよく覚えておりますが、印象がガラッと変わりまた素敵にリフォームされていました。
全ての部屋を拝見させて頂きましたが、パウダールームなどにも生のお花やご主人様からの
海外のお土産に目が奪われてしまいます!
こちらもそのワンシーン。
実はカッサパンカをご覧に御夫婦で東京Stock roomへ来て下さった時に、
玄関に敷くラグをお探しになっているとお聞きしましたが、今回ご訪問してみると既に素敵なギャッベが。
実は東京Stock roomの帰り道に良い出会いがあったとの事。更にこの場所に
天童木工の焦げ茶色のバタフライスツールが近々御納品されるご予定です。
ちなみにエントランスでお迎えしてくれたのは、御夫婦でご旅行なさったノルウェーの妖精トロールのカップルです。
いつも御一緒に楽しくお買い物される御姿は微笑ましいですね。
ちょうどお雛祭り前だった事もあり、御玄関には雰囲気のあるお雛様。
奥様の御祖母様から贈られた歴史ある貴重なものです。なかなか今では見られない
珍しいお顔立ちをされていました。
こちらの玄関にも奥様が活けられた素敵なお花のアレンジがディスプレイされていました。
最後に廊下の突き当りにはこちらもアビターレでお揃え頂いたイタリア・メローニ社の
アームチェアー。丸いフォルムとベッチン生地のコンビネーションで人気でした。
そして扉の向こうにちらっと見えるのはマルケッティのベンチTC175。
軽やかなフレームのデザイン、クラッシックモダンな印象で奥様お気に入りのベンチです。
こちらのベンチをベッドのフット側へ置いて下のカタログのようなイメージにされています。
寝室にこのようなベンチがあると身支度の際にちょっと腰を下ろせるのも良いですね。
そして寝室の窓からは、お庭の桜の木が間近に眺められるとの事。
朝目を覚まして一番に桜の花が目に映るなんて、なんて素敵なことでしょう。
本日ブログをアップするタイミングで偶然にもお花の便りをいただきました。
玄関に飾られた桜が一輪咲きました!とのメッセージ。
もう数日もたてば、満開の桜をマルケッティのベンチにお二人並んで腰かけてお楽しみいただけますね。
後日談ですが、このお邪魔した日は気がつくとお話に夢中で、
写真撮影時には夕方になってしまいました(汗)。
この度は御夫婦揃っての御協力もあり、ワールドワイルドなお暮し・インテリアを
御紹介させていただきまして誠に有難うございました。
笑いの絶えない時間で幸せでした!
これからもアビターレループらしいマッチングのブログが書けるよう頑張ります!